事例1:坂戸市北峰(坂戸市指定文化財)

坂戸市北峰にある石橋供養塔は、唯一動かされていない供養塔です。坂戸市の文化財に指定されており、地域住民による除草作業など手入れが定期的に行われています。

この供養塔には、1755年(宝暦5年)に周辺地域の50近くの村々の助力によって建立されたことが刻まれています。助力した村の多さなどから、この石橋は地域にとって重要な橋であると考えられます。

この付近には、日光脇往還という江戸時代における重要な街道が位置していました。日光脇往還は、八王子千人同心が日光勤番という東照宮の日の番を勤める際の八王子から日光までを結んだ総距離156kmの街道になります。

坂戸は最初の宿泊地があったことから、この地域一帯が栄えていたことから、交通量も多かったと考えられます。

このような供養塔は、江戸時代の交通環境を読み解くうえで、貴重な交通史料になります。

詳細は「作品の説明資料」をご覧ください。

チーム名:石橋を叩いて渡る(日本大学経済学部 田中圭ゼミ)
 2年:八木澤藍生・田中詩乃、3年:蛭沼祐貴・梅津高龍